埼玉県物産観光協会は、9月6、27日、10月11日、埼玉県秩父エリアの旬を味わう「兎田ワイナリー日帰り」ツアーを開催した。テーマは「ぶどう狩りとワイナリー農作業体験&秩父うさぎだ食堂でイタリアンランチ」。埼玉県の魅力を県内外の人に伝える。
ツアーは、初秋の秩父産の食材や秩父で造られた酒などを楽しむもの。ツアーでは、秩父産にこだわった兎田ワイナリーの見学のほか、ワイン用のぶどうを摘む農業体験、地元産にこだわった食材を提供する「秩父うさぎだ食堂」でのワインの試飲とイタリアンランチの昼食、国内有数のぶどう栽培に適したといわれる秩父地域のぶどう狩りが行われた。
また、参加者にはぶどう2房の土産のほか、12月の新酒お披露目会で使える新酒1本券がプレゼントされた。
埼玉県内からの参加者からは「地元でまさかこんなにこだわったワインの醸造所があるとは知らなかった。県内で農業体験といった自然体験ができるのであれば、また来たい」と声が上がった。
今後は、「新酒お披露目会&酒蔵見学会」をテーマにしたツアーを12月12、13日で催行する予定だ。詳しくは埼玉県の観光サイト「ちょこたび埼玉」(URLは、https://chocotabi-saitama.jp/)まで。
同協会観光課の小山重幸氏は「口コミで埼玉県内へのツアーの評判は高まっている。12月のツアーへの問い合わせは多く、バスを増便して対応している」と話す。
蔵で醸造方法などを説明
ワイン用ブドウの収穫体験