城崎温泉観光協会(兵庫県豊岡市)主催の「冬の城崎まるかじりキャンペーン」と題されたイベントが8日、大阪市のホテルグランヴィア大阪で開催された。松葉ガニ漁の解禁に合わせた恒例行事で17回目。旅行会社の担当者らを招待。城崎の冬の味覚、松葉ガニを振る舞いながら、送客の拡大を呼びかけた。
同観光協会の柴田誠会長は「城崎温泉からおいしいカニ、但馬牛、出石そば、酒などを用意した。明日からは城崎温泉の営業マンとして送客をお願いしたい」と期待を込めてあいさつした。
会場では松葉ガニを刺身や茹でガニ、雑炊などに調理して提供。恒例のカニ競りイベントで会場は盛り上がった。
城崎温泉では日本一浴衣の似合う町を目指し、浴衣に関するイベントを開催している。日本一浴衣の似合う女性を選ぶ「ミスゆかたコンテスト」で、今年のミスゆかたに選ばれた稲見桜子さんが壇上に上がり、城崎温泉の魅力をPR。「初めて城崎を訪れた時、街並みが懐かしく感じられた。カニをはじめ食を存分に楽しめる温泉地」と笑顔でアピールした。
城崎温泉では今年、「女子旅」をテーマにしたパンフレットを作成。パンフレットに付属の抽選券持参で松葉ガニやブランド色浴衣などがもらえる女性限定のキャンペーンを開催している。
ミスゆかたが城崎温泉の魅力を紹介