国土交通省は、公共交通機関の旅客施設や車両についてバリアフリー化の状況をまとめた。バリアフリー法に基づく円滑化基準への適合状況を2022年3月31日時点で集計。旅客施設では視覚障害者誘導用ブロックの設置率が対象施設全体の42.8%、車両ではノンステップバスの導入率が適用対象となる車両総数の65.5%となった。
旅客施設における視覚障害者誘導用ブロックの設置状況は、鉄道駅が41.6%で前年同期比で3.4ポイント上昇した。バスターミナルは90.5%、旅客船ターミナルと航空旅客ターミナルは各100%となっている。
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