観光庁、Go Toトラベル事務局は12月24日、貸し切りバスを利用した団体ツアーの参加者に感染の事案が増加しているとして、感染拡大防止策について次の3点の徹底を旅行業者に対して呼び掛けている。
(1)団体ツアー開始時(添乗員がつかない場合は契約時)における資料の配布、案内=新型コロナウイルス感染症対策分科会において、感染リスクが高まる「5つの場面」が示されている。これも踏まえ、参加者へのお願い事項(Go Toトラベル事業ホームページに掲載)をバス車内などで配布、案内すること。
(2)貸し切りバスを利用する際、バス座席の固定・移動の禁止=万が一、感染した旅行者がいた場合の感染拡大を防ぐため、バス座席を固定し、移動を遠慮してもらうこと。
(3)交通機関利用時、宴会や食事の際の座席表の保管=座席表については、万が一、感染した旅行者から感染が広がった場合に感染経路の特定などに不可欠な情報であるため、ツアー終了後、1カ月間保存すること。