沖縄県今帰仁村の古宇利島(こうりじま)で12日、観光庁ランナーズインフォメーション研究所が認定したランニングコース「海の上を走る道」の認定プレート除幕式が行われた。
「スポーツ地産地消プロジェクト」インストラクターの喜久里忍氏が同研究所に推薦し、ランニングコースとして沖縄初の認定を受けた。沖縄本島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋は海上を直線で結ぶ2キロメートルの橋で、海の上を走る感覚を味わえる。島を1周し、橋を往復する11キロメートルのコース。
除幕式に出席した同研究所所長の高橋尚子さんは「夕日が沈む時間帯がマジックアワーと呼ばれるなど、本当に美しいコース。国内外のランナーに走ってもらいたい」と話した。
除幕式の後、高橋さんは地元の子どもたち20人にランニングを指導。いっしょに認定コースを走った。
ランナーズインフォメーション研究所は、歩いて、走って、自転車で楽しめるコースを紹介。現在、ランニング14コース、ウオーキング4コース、サイクリング1コースを認定。コースは、ウェブサイトと観光庁公認iPhone・Androidアプリで紹介。外国語にも対応している。