一般社団法人南三陸町観光協会は2023年3月11、12日の両日、ツアーを通じ”自然災害を自分自身の事として”学ぶ「3.11 特別企画」を開催する。東日本大震災の発生から12年を迎えるにあたり、南三陸で立ち止まって考える、「生きる」とは。「自然災害」とは。今だからこそ体験してほしい、本当の意味での自然災害への備えを実感し、学ぶ旅を企画した。
本ツアーは3月11日、12日の2日間催行。東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」内のラーニングプログラムと、現地のフィールドツアーを含めた2時間のツアーです。ラーニングプログラムは2つのプログラムから選択可能。どちらも、当時の証言映像を基にした、視聴だけではなく参加型の映像となっています。現地のフィールドツアーでは、当時の学校での体験談を聞いた後、「戸倉中学校」または「戸倉小学校」へと移動する。どちらの学校も当時指定避難場所になっており、安全だと思われていた場所。そこへ津波が来るというのは、どういったことなのか。当時の証言に耳を傾け、現地へとご案内します。
＜ツアー概要＞
■ツアー開催日程 全ツアー2時間の行程
3月11日（土）10:15～12:15（①）
3月12日（日）10:15～12:15（①）
11:15～13:15（②）
13:15～15:15（②）
14:15～16:15（①）
■ツアー行程
①南三陸311メモリアルでラーニングプログラム「生死を分けた避難」を受講
（バス移動）震災当時の小学校跡地
⇒避難場所の「五十鈴神社」へ
（バス移動）～南三陸311メモリアル解散
②南三陸311メモリアルでラーニングプログラム「そのとき命が守れるか」を受講
（バス移動）震災当時の戸倉中学校へ
（バス移動）～南三陸311メモリアル解散
■最少催行人数
全ツアーで計40名
■ツアー料金
大人/1名 3,500円（税込）
高校生/1名 3,300円（税込）
小中学生/1名 3,000円（税込）
未就学児/1名 2,500円（税込）
※保険料・メモリアル入館料込み
■申し込み先
https://www.m-kankou.jp/event/251021.html/
- 南三陸311メモリアルとは
南三陸311メモリアルは、防災・減災について自分ごととして考えるためのプログラムを提供する震災伝承ラーニング施設です。延面積593.12㎡とコンパクトな施設ですが、住民たちの体験や思いに触れることができる展示やプログラムを備えています。自然災害から命を守るために大切なことは何かを問い続けることが、本施設のミッションです。
所在地：〒986-0752 宮城県本吉郡南三陸町志津川五日町200番地1
問い合わせ先：南三陸311メモリアル
メール：m311m@m-kankou.jp
電話：0226-47-2550
公式サイト：https://m311m.jp/
