千葉県木更津市と木更津市観光協会は3日、「木更津DMO Take Offイベント」を東京都内で開催した。今年3月に観光庁の登録制度に「日本版DMO候補法人」として登録された木更津市観光協会の本格始動を記念し、観光の魅力などをアピールした。
会場では、渡辺芳邦木更津市長が「東京都心から木更津市へは東京湾アクアラインにより約40分でのアクセスが可能。また、市内の宿泊施設全体で年間約50万人の宿泊者を受け入れている」と観光の現状を説明した。
12年連続で人口が増加し、2016年には合計特殊出生率が千葉県内1位となった同市。大型商業施設(三井アウトレットパーク木更津など)や宿泊施設(龍宮城スパホテル三日月など)のほか、里山、田園、海、農産物、海産物といった豊富な資源にも恵まれている。今後、これらの資源を生かした現地ツアーの開催も推進する予定。
「オーガニックなまちづくり」をテーマに展開される同市のプロモーション。木更津市観光協会DMO推進事業部長の魚見和孝氏は「まずは木更津市のDMOとして成果を上げ、将来的には周辺地域との連携にも取り組んでいきたい」と力を込めた。
また、ブルーベリー農園の開園日(14日)に合わせて、道の駅「木更津うまくたの里」でイタリアの自転車メーカー「Bianchi(ビアンキ)」の自転車を使用したレンタサイクルを開始することなどもPRした。
あいさつする渡辺市長