2015年3月の北陸新幹線金沢開業後の15年10〜12月に開催される「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」に向けて、北陸DC全国宣伝販売促進会議が15日、富山国際会議場(富山市)で開かれた。旅行会社やJRグループ、マスコミなど約860人が参加。地元関係者などを含めると千人規模の会議となった。
旅行会社の参加者数は、過去5年間の各地のDC全国宣伝販売促進会議の中で最多の350人となり、北陸新幹線や北陸DCへの関心の高さが際立った。
北陸DCのキャッチフレーズは「日本の美は、北陸にあり。」で、全体会議の観光プレゼンテーションは「美観」「美食」「美技」「美心」「美湯」の五つのテーマに沿って、地元の観光関係者が北陸3県(富山県、石川県、福井県)の観光素材を紹介。立山連峰(富山)や白山(石川)などの自然景観や人気の福井県立恐竜博物館(福井)、3県共通の魅力であるズワイガニや温泉をアピールした。
JR西日本からは、北陸新幹線金沢開業の概要や七尾線の豪華観光列車「花嫁のれん」などについて説明があった。
ANAクラウンプラザホテル富山では歓迎レセプションも開かれ、特別ゲストとして歌手の谷村新司さんが出演。北陸をテーマにした新曲について話した。
16、17日にはエクスカーションが行われ、北陸3県内を10コースに分けて観光素材の視察が行われた。
北陸をPRした全国宣伝販売促進会議