冬の温泉街からさまざまなプログラムを提案する「北海道冬の温泉めぐりキャンペーン」が8日に始まった。期間は3月23日まで。北海道観光振興機構(坂本眞一会長)が道内10カ所の温泉地とともに企画した。道内外からの誘客を目指し、その土地ならではの体験メニューや着地型ツアー、プレゼント特典などを提供する。
企画に参加した温泉地の1つ、然別湖畔温泉では、冬季に凍結する湖の上に開設するアイスコタン(氷の村)で、露天風呂への入浴や音楽の鑑賞、カクテルなどを楽しむことができる。
層雲峡温泉では、色とりどりにライトアップされた荘厳な氷のオブジェや氷瀑を見学できる。
知床ウトロ温泉は、プロのカメラマンといっしょに流氷原や原始林を巡るフォトツアーを提供する。
洞爺湖温泉では、温泉誕生100年と合わせた記念のポイントキャンペーンを実施。抽選で商品券や食料品のセットを贈るほか、全員にプレミアムグッズをプレゼントする。
北海道観光振興機構では「10カ所が共同してのこのようなキャンペーンは初めて。各温泉街の特色ある取り組みを通じて、観光客の増加と温泉街の活性化につなげたい」と話す。
他の参加温泉は、登別、定山渓、川湯、網走湖畔、十勝川、支笏湖・丸駒の6温泉。