石川県の加賀温泉郷協議会(萬谷正幸会長)は10~12日、東南アジアの旅行会社を招き、ファムトリップを実施した。2020年の東京五輪・パラリンピック、23年の北陸新幹線敦賀延伸開業を見据えた観光PRで、初の試み。
参加したのはタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムの旅行会社に勤める計16人。
一行は山代や山中、片山津、粟津の各温泉地の観光名所や観光・宿泊施設などを見学するとともに、山中芸妓の座敷や温泉豆腐づくりなどを体験した。10日には山代温泉のゆのくに天祥でミニ商談会も行った。
国が開催する海外旅行関係者のファムトリップでは、加賀温泉郷エリアへの来訪が少ないことから、単独実施することにした。