第14回「冬の城崎まるかじりキャンペーン」が10日、大阪市のホテルグランヴィア大阪で開催された。主催は兵庫県豊岡市の城崎温泉旅行エージェント協定旅館や津居山漁港協、日和山観光などで構成する実行委員会。
松葉ガニ漁の解禁に合わせた恒例行事。旅行関係者ら約500人を招待し、城崎の冬の味覚である松葉ガニをふるまって、送客の協力をアピールした。
会場では、当日、津居山漁港から水揚げされた松葉ガニ約500杯を用意し、刺身や茹でガニ、雑炊などに調理し、旬の味を堪能してもらった。カニの競りの実演や、若旦那の会による城崎のヒーロー「城崎戦隊オンセンジャー」のパフォーマンスも盛り上がった。
城崎温泉では、松葉ガニ漁期間の来年3月まで「かに王国」と称して、さまざまなイベントを開催する。23日はJR城崎温泉駅前で「かに王国開国式」、12月24日は「かにサンタのクリスマスイベント」、1月25日は「かに雑炊・たる酒のサービス」などを行なう。
かに王国の「王様」に扮した西村肇氏(西村屋社長)は「城崎では本物のカニを味わえる。ぜひ城崎温泉に送客をお願いしたい」と呼びかけた。
カニの競りの実演も