
全日本ホテル連盟(ANHA)が発表した会員ホテルの7月の全国平均客室利用率は78.0%で、前年同月比6.3ポイント増となった。
7月について、「全国旅行支援が終了し月初の立ち上がりが鈍かったとの報告が多くあった。また、清掃係の人員不足から全室での客室販売ができない施設も多々あったことから、例年6月比で必ず稼働が上回る7月の数値が、速報値では下回る結果となった」とANHA。地区別では「インバウンド需要の高い関東、近畿の数値が前年を大きく上回り、特に大阪でその傾向が顕著だった」「夏の観光シーズンを迎えた北海道地区の数値も高かった」と分析している。
会員向け記事です。