全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(JKK)は4月23日、東京の全国旅館会館で総会を開き、新会長に清水美枝氏(埼玉県長瀞町・小さなホテルセラヴィ)を選出した。清水新会長は「元気・勇気・信頼・団結」を活動テーマに掲げ、「初代、2代目会長の思いを受け継ぎ、元気なJKKを目指す」と述べた。
今年度は総務財務、広報IT、エリアスタディー、研修の4委員会で事業を行う。総務財務は総会の設営、広報ITは会のホームページ更新や会員拡大、エリアスタディーは地域の活性化活動や元気な宿の研究、研修はオープンセミナーや勉強会の設営を行う。
昨年度は会員拡大の強化期間を設けて勧誘活動を展開。47都道府県すべてに会員を持つことを目指した。現在は会員数47人、会員不在都道府県は23都県に規模が拡大している。
会では稲熊真佐子前会長(愛知県・豊田プレステージホテル)、全旅連青年部の井上善博部長があいさつした。
JKKは女性経営者の経営に関する知識の向上や情報交換を目的に平成16年に設立。勉強会や会員以外も参加できるオープンセミナーの開催、メールを活用した情報交換などを行っている。
【新役員陣容】(敬称略)
会長=清水美枝(埼玉県・小さなホテルセラヴィ)▽副会長=坂本千枝子(埼玉県・新木鉱泉旅館)、石橋利栄(大阪府・観光ホテルホテル大和屋本店)
清水新会長があいさつ