全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)はこのほど、第14回「人に優しい地域の宿づくり賞」の実施要項を発表した。全国の旅館・ホテル、旅館ホテル組合を対象に3月31日までエントリーを募り、賞の発表・表彰は6月7日の全旅連全国大会で行う。
賞は旅館・ホテル単独や旅館ホテル組合が主催または参加する、高齢者や障害者など、すべての人に優しい配慮がなされている活動を表彰するもの。対象ジャンルは(1)まちづくり(2)経済の活性化(3)歴史・文化の振興(4)環境保全(5)福祉の充実(6)国際化の推進など。今回は平成22年度(22年4月1日〜23年3月31日)に行った活動を募集する。
賞には厚生労働省が後援。JTB、日本航空、全日本空輸、観光経済新聞社などが協賛している。
最高賞の厚生労働大臣賞をはじめ、全旅連会長賞、観光経済新聞社社長賞などを用意。前回の第13回は厚生労働大臣賞に佐賀県旅館生活衛生同業組合青年部の「佐賀だからこそ『焼き海苔三枚』事業」、全旅連会長賞にひだホテルプラザの「人に優しいユニバーサルなホテルづくり」が受賞した。
応募は地元旅館ホテル組合を経由して都道府県旅館ホテル生活衛生同業組合へ、活動の概要や特徴が示されている写真を添えて申し込む。応募用紙は全旅連のホームページ「宿ネット」からダウンロードできる。応募締め切りは3月31日(当日消印有効)。
応募の中から全旅連シルバースター審査委員、学識経験者、障害者団体、関係諸団体代表者らからなる選考委員会が審査。賞の発表・表彰は6月7日、東京のホテルオークラ東京で開催の第89回全旅連全国大会で行う。
応募、問い合わせは全旅連事務局TEL03・3263・4428。