全国産業観光推進協議会(須田寛会長、事務局・日本観光振興協会)は産業観光を国際的にアピールしようと「インダストリアル・スタディ・ツーリズム(産業訪問)」の取り組みに力を入れる。
日本の産業観光(最先端産業やエコ、リサイクル、近代化産業遺産など)は外国人の誘客手段、MICEのテーマとしても関心が高いことから、「日本のものづくり、伝統文化を対象にした視察コースをウェブ上で掲載、魅力を発信する」(同協議会)。
デジタルマーケティングプラットフォームを導入したウェブサイト(産業訪問=https://industrial-study-tourism.jp/)をショーケースとして、コース予約機能を設け、19年度以降は産業商品のPR拡大、販促につながる電子商取引(EC)サイトの機能追加などを図る予定。
「コンベンションビューローや観光協会、DMOなどを地域のコーディネーターとして連携しながら、産業訪問による地域活性化に向け取り組んでいく」としている。