
余市町での発表会。左から荒井社長、齊藤町長、田部支店長
北海道余市町は、ANAあきんど札幌支店、ニトリパブリックの2社と連携して、ふるさと納税返礼品に特別なワイナリーツアーを提供することをこのほど発表した。通常公開されていないワイナリーを巡るツアー。ワイナリーの立地が増え、ワイン産地として注目される余市に愛好家を呼び込み、地域の交流・関係人口の拡大を目指す。
ツアーは2泊3日で、寄付額300万円で2人が参加できる。「ドメーヌ タカヒコ」「ドメーヌ モン」の2カ所のワイナリーを見学するほか、ソムリエ厳選のワインと食事を堪能し、ワインを優雅に楽しめるホテルに宿泊してもらう。果樹園での果物狩りや小樽芸術村で学芸員の説明を受けながらの鑑賞も行う。
発着は東京(羽田)、大阪(伊丹、神戸、関西)、名古屋の北海道外5空港からで、出発は6月15日~9月30日の木、金、土曜日から選ぶ。
2月14日に同町で行った発表会には、齊藤啓輔町長とANAあきんど札幌支店の田部敏之支店長、ニトリパブリックの荒井功社長が出席。齊藤町長は「両企業の協力で実現できた。企業と自治体の強みを生かして余市や北海道の魅力を全国に発信し、地域の活性化につなげたい」と期待を述べた。
受け付けは同日から始めており、既に2組の申し込みが入っているという。申し込み、問い合わせはANAあきんどTEL050(3172)3643。
余市町での発表会。左から荒井社長、齊藤町長、田部支店長