関西エアポートは3日、伊丹空港が定時出発率ランキングで世界1位を獲得したと発表した。
関西エアポート株式会社は、航空分析の業界をリードするCIRIUM(シリウム)が発表した、世界の航空会社と空港の定時出発率※の総合ランキング「The On-Time Performance Awards 2022」において大規模空港部門で大阪国際空港(伊丹空港)が、世界1位となったことをお知らせいたします。
「The Cirium 2022 On-Time Performance Review」は、航空会社や空港のパフォーマンスに関する世界的基準になるもので、今回の受賞は就航している各航空会社の定時運航に向けた日々のオペレーションに加え、関西エアポートグループのファストトラベルの取り組みにより高い定時出発率が実現できたことによるものと考えております。
関西エアポートグループは、引き続き関係者一丸となって航空機の定時出発確保へ向けて取り組み、お客さまが快適に利用いただける空港づくりを行ってまいります。
大規模空港部門
※定時出発率:ゲートを定時に出発した完了したフライトの割合。ここでいう定時とは、予定ゲート出発時刻から15分未満での出発と定義されます。定時「出発」率は空港のランキングの評価基準です。
シリウムは、世界を動かし続けるためのデータと分析を提供します。旅行会社、航空機メーカー、空港、航空会社、金融機関などが、旅行の未来を形作る論理的かつ十分な情報に基づいた決定を下し、収益を拡大し、顧客体験を向上させることができるよう、この分野における数十年の経験から培われた見識をお届けしています。シリウムは、専門家や企業顧客向けに情報ベースの分析と意思決定ツールをグローバルに提供するRELXの一員です。RELX PLCは、ロンドン、アムステルダム、ニューヨークにて、以下のティッカーシンボルを使用し上場してます。 ロンドン:REL、アムステルダム:REN、ニューヨーク:RELX。 (https://www.cirium.com/jp/)
■The On-Time Performance Awards 2022の概要
航空会社と空港のパフォーマンスの世界的基準となるもので、2022年1月~12月までのデータを用いて、航空会社は定時到着率、空港は定時出発率が評価されています。空港のカテゴリーについては、運航されたフライト総数における割合等により、グローバル空港、大規模空港、中規模空港、小規模空港の4つに分類されています。