
tripla Bot導入イメージ
tripla(トリプラ)提供のAIチャットボット「tripla Bot」は、同社が開発したAIが自動的に回答をするサービス。特徴はAIの回答精度が利用開始から3カ月で約95%を超える点と、AIが対応できない場合は、各言語に対応したオペレーターが代わりに答える。
「宿泊施設では現在、人手不足が深刻だが、このサービスの利用でその問題を解消できる」と同社。過去の実績によるとメールは60%程度、電話は40%程度、削減できるという。「質を変えずに対応量の大幅な削減につながることで、顧客接点や付加価値業務に時間を使える」と指摘する。
英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、日本語の5言語に対応。特に昨今のインバウンド需要回復における、外国語対応スタッフの確保が難しい中で、「チャットを利用することで海外顧客とのコミュニケーションも取りやすくなる」とも。
部屋ごとに専用のQRコードを設置すれば、部屋からチャットで問い合わせができる。内線電話の対応業務も軽減され、外国人旅行者とのコミュニケーションもスムーズになる。また、電話では質問内容の共有が難しく、個人の裁量に委ねられているが、「見える化」することで、その改善点も明確化できる。
チャットボットは24時間稼働のため顧客はいつでも気軽に質問できる。そのため、宿泊予約にもつながりやすい。同社によるとチャットボットの採用で問い合わせの総数は20%程度増加するとしている。
顧客が公式ホームページを訪れた際は、情報提供と予約導線の設置が可能。
例えば、「会員登録で5%オフ!今すぐ予約」などの表示をチャットボットの吹き出しに提示することで、会員登録や宿泊予約へと誘導。離脱率防止とCVR向上にも貢献するという。
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