京都府観光連盟は13日、令和4年度通常総会を京都市下京区の京都東急ホテルで開いた。冒頭、田中誠二会長があいさつし、「観光事業者がコロナ禍から復活を果たし、京都の観光が発展していくためにも、京都府や京都市をはじめとする府内自治体、市町観光協会やＤＭＯ、そして会員との連携を深めていきたい」と今年度の方針を語った＝写真。
田中会長は府民割についても触れ、「この6月から隣接府県等の府県民にも対象者が拡大された。これまで多くの府民の皆さまにご利用いただき、今回の対象拡大を機に、宿泊施設や旅行会社、交通・運輸業、地域の小売店舗など、さらに地域の観光関連事業者の需要回復につながっていくことを願っている」と述べた。
来賓として、西脇隆俊京都府知事も出席。「修学旅行生の姿が見られるようになったことや、インバウンド観光客の受け入れ再開など、京都の観光業も徐々に明るい兆しが見えてきており、府としても旅行需要に応えるよう取り組んでいく」と観光振興に力を入れる考えを示した。
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