京都の八幡市立松花堂庭園、「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ」実施


 京都の八幡市立松花堂庭園は、「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ」を実施する。

京都の八幡市にある「八幡市立松花堂庭園」(公益財団法人やわた市民文化事業団)は、ライトアップされた庭園を夜間に特別公開するイベント「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ」を実施いたします。2021年3月5日(金)6日(土)の2日間は「和蝋燭が誘う夜茶会」として、庭園内の茶室を貸し切りとした特別な夜茶会を行います。また、今回初となるライトアップされた庭園の夜間一般公開を2021年3月7日(日)に1日限定で開催いたします。

 

新型コロナウィルス感染症に翻弄された2020年は世界中が暗いニュースに覆われた一年でした。松花堂庭園もその影響を受け活動自粛を余儀なくされる中で、文化庁によるナイトタイム充実支援事業*を受け、松花堂弁当発祥の地であり、歴史ある松花堂庭園の魅力と価値をあらためて伝えるべく、準備を進めてまいりました。
(*令和2年度博物館・文化財等におけるナイトタイム充実支援事業)

約22,000㎡ある広大な敷地内には、文化財に指定・登録されている草庵「松花堂」、泉坊書院のほか、松隠、梅隠、竹隠と様式の異なる3つの茶室があり、茶の湯の変化とともに茶室が変化した時代の流れを見ることができます。また、40種類を超える竹や笹、300本を超える椿のほか、梅や桜、紫陽花、紅葉などがあり、四季を通じて美しい景観を楽しむことができます。これらの価値ある建物や庭園内をライトアップすることにより、その魅力をお伝えいたします。

このたびの庭園ライトアップと特別公開イベントは、2021年は明るい光が差し込むように、との願いを込めて開催いたします。厳しい冬が過ぎ、美しい花を咲かせた梅や椿をライトアップし、暖かな春への予感を演出した幻想的な世界をぜひお楽しみください。

【イベント概要】
■ 夜茶会「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ 和蝋燭が誘う夜茶会」

夜の庭園を貸し切りにし、特別に演出される和蝋燭の灯火による冬から春への季節の移ろいや、美しくライトアップされる庭園の華やかな春の予感に包まれながら楽しむ夜茶会と、「兆 松花堂店」で松花堂弁当の特別メニューを堪能できます。茶会には席主に裏千家の藤井宗悦氏を迎えます。事前予約制で1日12名限定となります。2日間のみの限定開催です。

日時: 2021年3月5日(金)/ 3月6日(土)17:00~20:00 ※完全予約制
1席目 17:00~/ 2席目 18:00~/ 3席目 19:00~
場所: 松花堂庭園 京都府八幡市八幡女郎花43-1
主催: 公益財団法人やわた市民文化事業団
協力: 淡交社
定員: 1日12名限定(4名/席×3席)
会費: 20,000円(税込)
内容: 席主・藤井宗悦
松花堂庭園ライトアップ入場料、和蝋燭が誘う夜茶会、食事(兆松花堂店)、
オリジナル和蝋燭のお土産付
※送迎:京都駅から送迎車を運行(有料/事前予約制)予約申込時に選択可能

予約方法:専用ホームページから予約 https://shokado-garden.jp/
予約受付期間:2021年2月5日(金)~3月5日(金)まで ※定員に達し次第、締め切ります。

 

夜茶会を行う茶室「松隠」夜茶会を行う茶室「松隠」

 

 

松花堂弁当イメージ ※内容は特別メニューとなります松花堂弁当イメージ ※内容は特別メニューとなります

■ 夜間特別一般公開「梅の香かおる 松花堂庭園ライトアップ 1日限定の夜間特別入園」

通常は昼間のみ開園している庭園を、特別に夜間にライトアップした演出とともに一般公開します。広大な敷地内を回遊しながら、幻想的な夜の庭園をご覧いただけます。今回初の一般公開で一日限りとなります。

日時: 2021年3月7日(日)17:30~20:00 (最終入場19:30)※30分ごとの事前予約制
場所: 松花堂庭園 京都府八幡市八幡女郎花43-1
主催: 公益財団法人やわた市民文化事業団
定員: 30分ごとに70名様
入場料:500円(税込) 高校生以下無料

予約方法: 専用ホームページから予約 https://shokado-garden.jp/
予約受付期間:2021年2月5日(金)~3月5日(金)まで ※定員に達し次第、締め切ります。

 

【松花堂庭園について】

約22,000㎡の広さがあり、文化財に指定・登録されている草庵「松花堂」、泉坊書院のほか、起こし絵図をもとに建てられた小堀遠州が松花堂昭乗に贈った茶室「閑雲軒」がある松隠、千宗旦好みの四帖半の茶室がある梅隠、江戸時代から続く京の数寄屋大工が建てた竹隠など三棟の茶室があります。
松花堂昭乗ゆかりの草庵「松花堂」や泉坊書院は、明治期の神仏判然政策によって男山から取り払われ、明治24年(1891)に東車塚古墳のあるこの地に移築されました。その後、所有者を数度変えながらも受け継がれ、昭和32年(1957)には男山山中にある松花堂跡とともに草庵「松花堂」とその区域が国の史跡に、さらに平成26年(2014)には、「松花堂及び書院庭園」が国の名勝に指定されました。
庭園には、40種類を超える竹や300本を超える椿のほか、梅や桜、紫陽花、紅葉などがあり、四季を通して美しい景観を楽しむことができます。

▪松花堂庭園・美術館公式サイト: https://shokado-garden-art-museum.jp/

 
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