鉄道旅客協会によると、主要旅行会社12社の今年2月の総取扱額は、2055億1293万円で前年同月比4.2%減だった。内訳は、国内旅行が同5.4%減の1265億7958万円、海外旅行は同3.0%減の746億2606万円。一方、外人旅行は、同40.7%増の26億5269万円で、昨年実績を大きく超えた。
総取扱額で前年を上回ったのは、日本通運、阪急交通社の2社。
国内旅行は阪急交通社が前年超えしたほかは各社前年割れ。前年を2ケタ割り込んだ東武トラベルの低調が目立つ。
海外旅行は日本旅行など5社が前年実績を超えた。
外人旅行は取り扱い11社中6社が前年超え。いずれも2ケタの大きな伸びとなった。
その他の取り扱いは、同5.7%減の16億5461万円。
09年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比15.1%減の2兆6599億2356万円だった。12社のうち累計総額が前年実績を超えているところはない。内訳は、国内旅行が同11.8%減の1兆7043億4614万円、海外旅行は同20.9%減の8895億6006万円、外人旅行は同18.3%減の443億6832万円。その他は同2.2%増の216億4904万円。