鉄道旅客協会によると、主要旅行会社12社の09年11月の総取扱額は、2562億8676万円で前年同月比15.5%減だった。内訳は、国内旅行が同14.1%減の1690億741万円、海外旅行は同18.3%減の805億1726万円、外人旅行は同19.7%減の47億8512万円。国内、海外、外人旅行いずれも前年実績を2ケタ割り込んだ。
総取扱額で前年を上回っているのは、阪急交通社(同5.1%増)のみだった。
国内旅行は各社低調で、前年を超えたところはなかった。
海外旅行は阪急交通社が同13.3%増と大きく伸ばしたほかは、各社前年割れした。
外人旅行は、近畿日本ツーリスト、名鉄観光サービス、京王観光、農協観光、阪急交通社の5社が前年実績を上回った。
その他の取り扱いは、同4.1%増の19億7697万円。
4月からの累計は、総取扱額が前年同期比16.8%減の2兆470億267万円だった。12社のうち累計総額が前年実績を超えているところはない。内訳は、国内旅行が同12.5%減の1兆3268億1385万円、海外旅行は同24.3%減の6697億9728万円、外人旅行は同21.0%減の356億8354万円。その他は同1.4%増の147億799万円。