観光庁が21日に発表した2月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が4568億6135万円で前年同月比2.1%増だった。
内訳は国内旅行が6.9%増の2873億3691万円、海外旅行が6.9%減の1611億3324万円、外国人旅行が57.2%増の83億9119万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は引き続き関西方面が好調。海外旅行は、全体的に取扱額が対前年同月を割っており、特に欧州方面の落ち込みが著しい。外国人旅行は、今年は春節が2月だった影響で、前年に比べて好調だった。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは50社中12社。国内旅行は取り扱い47社中38社、海外旅行は49社中12社、外国人旅行は31社中24社となっている。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比0.6%増の1173億4504万円。内訳は国内旅行が7.9%増の689億9621万円、海外旅行が8.7%減の479億2379万円、外国人旅行は90.7%増の4億2504万円だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比1.6%増の302万3302人。内訳は国内旅行が2.9%増の271万565人、海外旅行が12.5%減の29万1785人、外国人旅行が109.5%増の2万952人だった。