観光庁が20日に発表した1月の主要旅行業50社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が4120億4961万円で前年同月比0.1%増だった。
内訳は国内旅行が1.6%増の2674億522万円、海外旅行が3.9%減の1381億3634万円、外国人旅行が45.9%増の65億805万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は引き続き関西方面が好調。海外旅行は円安の影響で、旅行者の消費マインドが冷え込んでいる印象。外国人旅行はビザ緩和の影響により、東南アジアからの旅行者が増加している。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは50社中23社。国内旅行は取り扱い47社中28社、海外旅行は49社中18社、外国人旅行は31社中21社が前年を超えた。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比3.1%減の1099億4443万円。内訳は国内旅行が0.4%減の637億370万円、海外旅行が6.9%減の458億5540万円、外国人旅行が83.8%増の3億8533万円となっている。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比6.7%減の263万3277人。内訳は国内旅行は6.7%減の236万4816人、海外旅行が9.0%減の25万424人、外国人旅行が43.1%増の1万8037人だった。