
観光庁が11月10日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年9月の旅行取扱状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比26.9%減の3160億1587万円となった。国内旅行は17.5%減の1949億1848万円となり、先月よりも減少幅が縮小。海外旅行は40.4%減の1033億6506万円、訪日旅行は20.9%減の177億3234万円だった。なお、観光庁では2023年1月分から前年比を公開していない。
総取扱額で19年の実績を上回った会社は5社で、このうち取扱額が最も大きかったのは東武トップツアーズで8.0%増の119億8133万円。伸び率が最も高かったのは富士急トラベルで、129.6%増の10億412万円だった。
国内旅行で19年を上回ったのは5社で、取扱額が最も大きかったのは東武トップツアーズ(12.1%増・85億186万円)。伸び率が最も高かったのは富士急トラベル(132.4%増・9億8392万円)だった。取扱額が19年の5割未満だった会社は7社で、19年は取扱いがあったが今年はなかった会社は菱和ダイヤモンド航空サービスの1社だった。
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