
鉄道旅客協会が2日発表した主要旅行業12社の今年1月の旅行販売概況は、総取扱額が前年同月比4.6%増の1891億1731万円だった。内訳は、国内旅行が同1.8%増の1152億8398万円、海外旅行が同9.6%増の702億6828万円、外国人旅行が同24.5%増の25億2483万円、その他が同26.1%減の10億4022万円。
国内旅行で前年実績を超えたのは12社中3社のみだった。このうちトップツアーは10.2%増と2ケタの増加。海外旅行は12社中10社が前年超え。外国人旅行は、取り扱い11社中6社が前年実績を超え、いずれも2ケタ以上伸びた。
昨年4月からの累計は、総取扱額が前年同期比5.8%増の2兆5961億2616万円だった。内訳は、国内旅行が同0.1%増の1兆5788億9083万円、海外旅行が同16.4%増の9479億1485万円、外国人旅行が同23.9%増の516億4729万円、その他が同11.6%減の176億7320万円。読売旅行(同4.2%減)を除く11社が、累計総取扱額で前年を上回っている。
国内旅行で累計額が前年を超えているのは、JTB(同2.1%増)、日本旅行(同2.0%増)、日本通運(同7.3%増)のみ。