中小企業庁、事業承継の指針改訂

M＆Ａの説明も拡充

中小企業庁は3月17日、「事業承継ガイドライン」を改定し、公表した。前回改定時の2016年度以降の情勢変化や新たな課題への対応策などを反映。近年増加している従業員承継や第三者承継（Ｍ＆Ａ）についての説明を充実させた。

経営者の高齢化、新型コロナウイルス感染症の影響などで円滑な事業承継が課題。従業員承継については、後継者の選定・育成プロセスなどの内容を充実させた。第三者承継では、20年3月に策定された「中小Ｍ＆Ａガイドライン」の内容を反映させた。

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