不安要素は治安、現地でのイレギュラー 日本旅行総研が海外旅行の意識調査


 日本旅行の研究部門、日本旅行総合研究所は、日本旅行のサイト上で昨年12月に行った消費者対象の「新型コロナウイルス感染拡大の影響による海外旅行への意識調査」の結果をこのほど公表した。海外旅行をするに当たり不安な点は「現地の治安状況」「予定通りに楽しめるかどうか」。コロナ終息後の海外旅行は、「万が一の安心サポート付き」を多くが望んでいることが分かった。

 「観光目的でまず、行きたい国や地域」はハワイが全回答者1879人のうち282人と圧倒的多数。2位が台湾(176人)、3位がフランス(168人)となった。以下、韓国(141人)、スペイン(137人)、中央ヨーロッパ(119人)など。「コロナ前に人気であった目的地が並び、コロナ前と比較し大きな変化はないようだ」(同研究所)。

 「次の海外旅行でしたいこと」は、約半数の46.0%が「観光地巡り」。次いで「現地の食事を楽しみたい」が19.4%。「観光地巡りが選ばれる理由としては、行きたい方面としてヨーロッパが増えていることや、ウィズコロナスタイルへと変化する中で、人々の旅先での行動がアクティブになってきていることが背景に考えられる」。

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