E-DMOなど推進
岐阜県下呂市の下呂温泉観光協会(瀧康洋会長=水明館)は5月25日、水明館で通常総会を開き、2023年度事業計画・収支予算案などを審議、了承した。23年度は宿泊客数130万人を目標に掲げ、新規顧客の獲得や既存顧客のリピート率向上などに取り組む。
会場にはスローガン「宿泊客130万人 誘致に向け 団結してがんばろう」や、(1)エコツーリズムとDMOによる事業促進(E―DMO)(2)MICEによる誘客促進を地域が一体となって進めよう―など10のサブスローガンが掲げられた。
冒頭あいさつした瀧会長は協会の理念やミッション、ビジョンなどについて述べ、DMOは(1)挑戦する姿勢を養える(2)マーケットの変化に素早く対応できる(3)意思決定がスムーズにできる―など11の効果があると持論を展開。
その上で、「23年度の宿泊客数は市全体で130万人、うち下呂温泉で120万人(国内個人85万人、国内団体15万人、インバウンド20万人)を目指す」と強調した。22年度は約93万人、前年度比約60%増だった。
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