上高地帝国ホテル、「地球と人への想いやり賞」を受賞


 帝国ホテルは12月6日、上高地帝国ホテルが第11回 グッドライフアワード実行委員会特別賞「地球と人への想いやり賞」を受賞したと発表した。

株式会社 帝国ホテルの「上高地帝国ホテル」(所在地:長野県松本市安曇上高地)は 、第11回グッドライフアワード(主催:環境省)の実行委員会特別賞『地球と人への想いやり賞』を受賞しました。

今年開業90周年を迎えた上高地帝国ホテル

 

12月2日(土)に行われた授賞式の様子

(左より、実行委員 AMIY MORI氏、上高地帝国ホテル総支配人 浅井 功)

 

 

環境省の「グッドライフアワード」は、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組を募集して紹介、表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクトです。生活者や各種団体、企業などが行っている「環境と社会によい暮らし」を実現するための取組を募集しています。

 

株式会社 帝国ホテルでは、“自然と共存するサステナブルなホテル”を目指している上高地帝国ホテルの取り組みについて応募し、この度、実行委員会特別賞『地球と人への想いやり賞』を受賞いたしました。授賞の理由として、「上高地という土地で長くランドマークとして営業しながらも、環境と観光を両立させ、リードしている点で選ばせていただいた(実行委員 AMIY MORI氏)」とのコメントをいただきました。

 

上高地帝国ホテルは、2015年から生ごみの100%リサイクルの実施、2016年にエコマークを取得し、2022年からはカーボンニュートラルでのホテル運営を開始すると同時に、客室アメニティのプラスチック使用量を約9割削減(2019年度比)しました。館内には六百山の麓からの湧き水をサイフォン式という電力を使わない方法で引き入れ、飲料や冷房に活用しています。また“ここにしかない贅沢な時間”をご提供するため、マントルピース点火式などのアクティビティを企画。その背景には、1963年に発足された『上高地を美しくする会』へ定期的に参加するなど従業員の自発的な活動とサステナビリティへの理解があり、お客様とともに“環境にやさしい”取り組みをホテル内各所で行えるよう創意工夫をしています。また、こうした活動を紹介することでサステナブル・ツーリズム普及にも貢献しています。

応募資料抜粋:https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/winner11/pdf/zikkou26.pdf

 

上高地帝国ホテルは、1933年(昭和8年)、政府の国際観光振興策のもと、日本初の本格的山岳リゾートホテルとして開業し、本年10月6日に開業90周年を迎えました。本年3月には、SDGsを実践する宿泊施設の国際認証であるサクラクオリティグリーン認証で、最高評価である「5御衣黄ザクラ」を取得しています。

https://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi/

 

 
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