ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツは宿泊主体型の新たなホテルブランドを展開する。レストランなどの付帯施設を絞り込む一方、コンシェルジュ機能を強化。シティホテルの快適さとビジネスホテルの機能性を強調し、手頃な価格で顧客満足の高い施設を目指す。
ブランドは「ロイヤルパークホテル ザ(都市名)」で展開。「ロイヤルパークホテル ザ福岡」(福岡県福岡市)を来夏開業するのを皮切りに、東京都内のほか京都など全国の主要政令都市などに順次新規ホテルを出店する方針。
ロイヤルパークホテル ザ福岡は、JRと地下鉄博多駅から徒歩5分の場所に位置。地上8階、地下1階で客室数714。客室タイプは、ダブルタイプとツインタイプ、シングルタイプ、スイートの4種類。
ラウンジ、飲食施設、スパなどを併設するが、宴会場は持たない。施設内のレストランは宿泊客専用。宿泊客に地元の名物を味わってもらえるよう、コンシェルジュを通じて地元飲食店の紹介も積極的に行う。宿泊価格は現在検討中という。
博多駅には来春全線開通する九州新幹線が通る。駅ビルなど事業、商業施設が集まることからホテル利用者の増加が見込めると判断した。