レガシー形成に11事業 観光庁 運輸局実施主体に


 観光庁は、2023年度の「将来にわたって旅行者を引きつける地域・日本の新たなレガシー形成事業」の採択事業を選定した。前年度から継続の5事業を含む11事業。さらに追加採択を検討する対象として3事業を選んだ。

 国内外の旅行者の継続的な来訪や消費額向上につながる観光コンテンツを新たなレガシー(遺産)として創出する。地方運輸局を実施主体に、自治体、事業者、団体と連携して取り組む。

 FS調査と呼ばれる新規事業の実現可能性を探る調査を実施。採算性、経済効果に加え、法制・規制面、技術動向、実施のための組織体制のあり方などを検討する。調査結果に基づいたプラン作成も行う。

 レガシー形成の考え方は、(1)地域において最も輝いていた時代の建築物や文化を面的に再現し、活用していく取り組み(2)地域で脈々と受け継がれてきた自然・景観や食、文化、遺産(日本遺産、重要文化財、伝統技術など)を面的にまたは線で再現し、活用していく取り組み(3)地域における自然・景観、食、文化、人(住民)と、アートなど新しく創出した資源との融合により、地域に人々を引きつける取り組み(4)シンボリックで一点豪華主義なものを創出していく取り組み。

 採択事業(実施運輸局、事業名、参画自治体)は次の通り。「継続」は22年度からの継続事業。

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