蔵王カンパニー(山形市蔵王温泉)の3施設が昨年12月、リニューアルオープンした。リモートワーク対応や和室の洋室化など、昨今のニーズに応えた。
おおみや旅館は洋室をリニューアル。押し入れだった箇所を有効活用し、空間にゆとりをもたせた。デスクを配したことでリモートワークの利用客などへの利便性を高めた。
蔵王四季のホテルは14室の和室を洋室化。昨今高まりを見せる顧客の洋室へのニーズに応えた。「琉球畳にデイベッドを備えた和モダンな空間にまとめ、より上質なおもてなしの客室づくりを目指した」と同社。ラウンジはフリードリンクコーナーを拡充するなど顧客満足度のさらなる向上を図った。
蔵王国際ホテルは東館の和洋室、和室部分をスイートルーム8室に改装=写真。シモンズ製ワイド140センチのダブルベッド2台のベッドルームと、デイベッド、ダイニングセットを配したリビングルームを独立させ、ゆとりある空間を確保した。