モルディブ、日本など世界各国からの旅行者の受け入れを15日再開


 モルディブは、日本など世界各国からの旅行者の受け入れを15日に再開する。

モルディブのイブラヒム・モハメッド・ソリ大統領は、6月23日、国民に向けて、モルディブの国境制限を緩和し、7月15日から旅行者の受け入れを再開すると発表しました。

また、リゾート島、ライブボード、住民が住んでいない島にあるホテルについても、7月15日から営業を再開します。

モルディブの青い海

モルディブ経済は観光に大きく依存しており、外貨収入の多くを観光産業が担っています。今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、モルディブの観光産業は大打撃を受けました。モルディブでは感染拡大防止に必要な措置を取りながら、旅行者と観光産業で働くスタッフの安全を図っていきます。

観光省は旅行者受け入れのガイドラインとなる、「観光業界に置けるCovid-19感染防止の為の公衆衛生対策について(Public Health Interventions to Prevent Covid-19 Transmission in the Tourism Sector)」を、6月23日に発表。モルディブで観光に携わる全てのスタッフのための指標となる他、旅行客のための重要な情報も明記されています。

今回のガイドラインによると、新たな観光税の導入はありません。また、モルディブへ入国するに当たって新型コロナウイルスの陰性証明書やPCR検査の結果を求められることはありません。症状のない旅行者は検疫の必要もありません。このガイドラインは、状況によって定期的に見直されます。

【モルディブへ旅行する前に】

●過去14日間に新型コロナウイルスに感染した方、または感染の疑いのあった方、また、発熱や咳、喉の炎症、息苦しさなどの症状があった方は、モルディブへの渡航をお控えください。

●モルディブへの旅行情報は定期的に更新されます。最新の情報は観光省( https://www.tourism.gov.mv/ )、及び、外務省( https://www.foreign.gov.mv/ )のウェブサイトでご確認ください。

●モルディブへの渡航には観光省が認定した宿泊施設の事前予約が必要です。

●リゾート島、ライブボード、住民が住んでいない島にあるホテルは、7月15日以降の予約の受付が可能です。

●ゲストハウス、住民が住んでいる島にあるホテルの予約は、8月1日以降の宿泊予約から受付可能です。

●但し、7月31日までの間も、国内線への乗り継ぎ目的であれば、ゲストハウス、住民が住んでいる島にあるホテルの宿泊が可能です。乗り継ぎに当たっての宿泊手配は、最終目的地の宿泊施設で手配が可能です。

●旅行者は宿泊施設の公式ウェブサイト等で最新の営業情報などをご確認ください。

●今回の旅行者受け入れ第一段階でモルディブへ入国する旅行者は、モルディブでの滞在の全日程を認定された一か所の宿泊施設で予約をしてください。乗り継ぎ目的を除き、複数のリゾートやホテルに滞在することはできません。

【モルディブへの到着前に】

●モルディブへの入国の際、全旅客は機内で配布される健康申告書にご記入いただき、提出する義務があります。

●機内で発熱、咳、息苦しさなどの症状があった旅客は、直ちに、健康管理局(Health Protection Agency)に申告してください。

【空港到着時】

●モルディブへの旅行者は空港到着時に、有効期間30日の観光ビザが発給されます。

●機内で配布された健康申告書を提出していただく必要があります。

●全ての到着旅客はマスクの着用が義務付けられています。

●ソーシャルディスタンスに注意を払っていただきます。

●空港到着ロビーに入る際は、手指の消毒を行っていただきます。

●全ての到着旅客は自動体温測定器による体温チェックがあります。

●モルディブへの入国の際、旅行者の検疫隔離措置はありません。

●モルディブへの入国の際、いかなる医療テストの結果を求めません。しかし、モルディブ到着時に、新型コロナウイルス感染症の症状が見られる旅客は、自費でPCR検査を受けていただきます。その場合、指定された施設での隔離措置を行います。隔離措置は、指定された施設、または、旅行者が最終目的地としていたリゾート施設で行います(これは、各リゾートのポリシーによります)。PCR検査の結果が陽性の場合、その滞在リゾートで自主隔離を行うか、国が管理する隔離施設に移動する事になります。PCR検査の結果が陰性の場合は、隔離措置を解除されます。国管理の施設に滞在している旅行者は、最終目的地の宿泊施設に移動できます。但し、結果が陰性であっても症状が続く場合はレストランなど公共の施設の利用は控えてください。

●機内やモルディブ国内の移動で症状がある旅行者の近くにいた方々に連絡ができるよう、接触者追跡を行います。接触のあった旅行者は、症状のある旅行者のPCR検査の結果が出るまで滞在中の宿泊施設で自主隔離していただきます。症状のある旅行者のPCR検査の結果が陰性であれば、自主隔離措置は解除されます。

●到着時、過去14日間に新型コロナウイルス感染症に罹患したと申告した旅行者は、空港内のクリニックで医師の診察を受けていただきます。無症状の場合は検疫を受けていただき、症状のある場合は、PCR検査を受けた上で指定された隔離施設に移動していただきます。

●モルディブ国内での接触確認アプリ“TraceEkee”のダウンロードをおすすめしています。

●また、各自治体の保健所の判断により、抜き打ちでPCR検査を行う場合があります。

●モルディブにおける新型コロナウイルス感染拡大時の旅行制限について

モルディブ国内の島への渡航制限等については、健康管理局(HPA)の法規と規則に従ってください。観光省は、HPAの課す旅行制限についての最新の情報を常に旅行者用施設などに通知しています。

●モルディブから帰国した旅行者で、帰国後に新型コロナウイルス感染症に感染したと確認された旅行者は、滞在宿泊施設への連絡が必要です。宿泊施設を出発してから14日以内に新型コロナウイルス感染症の検査結果が陽性となった全ての旅行者が対象です。

【滞在施設からの出発】

●滞在施設を出発する際は、スクリーニングを受けていただく必要があります。

●過去14日間の発熱や咳、息苦しさなどの症状の有無などの質問票に記入していただきます。

●モルディブを出国するにあたってのPCR検査は行いませんが、発熱などの症状がある場合、もしくは、過去14日間にそのような症状があった旅行者はPCR検査を受けていただく必要があります。

●モルディブから帰国する際、または、別の国に渡航する際に、PCR検査の結果を提出する必要がある場合は、モルディブ空港でPCR検査を受けることができます。

<モルディブについて>

モルディブは、1,190あまりの島からなるインド洋の島国。観光は国の主要産業で、ワンアイランド・ワンリゾートというコンセプトが有名な、日本を始めとする世界各国の観光客に人気のビーチデスティネーションです。美しい自然に囲まれた島は、都会の喧騒を離れて、ゆっくりと過ごすプライベートな休日が楽しめます。日本を含む世界各国の方々が再び、モルディブに来訪していただく事を心待ちにしております。

●観光省声明(Statement by the Ministry of Tourism): https://bit.ly/3dyoHxu

●ガイドライン(Guidelines for re-opening the tourism sector): https://bit.ly/2B5OMqa

●モルディブ への渡航情報(Maldives Travel Information): https://bit.ly/3dpEe2w

●モルディブ の新型コロナウイルス感染症の最新情報(HPA link for Covid-19 latest updates): https://bit.ly/2VrMM2P

●See you soon video: https://bit.ly/2VbrOVu

 
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