
ダイニングや食事処などを改装した(イメージ)
アルピコグループ・東洋観光事業が経営するホテル翔峰(95室)は4月15日、リニューアルオープンする。
同館は長野県松本市の奥座敷、美ヶ原温泉に位置する温泉宿で、現在2期に分けての改装工事を進めている。今回はその第1弾で、ダイニング・食事処、客室の一部、エントランスを改装した。個人・小グループが楽しめる「上質な宿への生まれ変わり」がテーマという。
今回誕生する「旬彩ダイニング信州」では信州ならではの食材として、特に野菜にこだわった料理を提供する。夕食は石窯を備えたライブキッチンで、信州産の地野菜を「焼野菜」で提供。デザートも石窯で焼くスタイルを採用する。ほかにも地元のそば粉を使った名物の「そば饅頭」、「信州の川魚の造り」なども新たな手法で提供。朝食はバイキングスタイルで信州味噌などを使い目の前で握る「おにぎり」などを用意する。併せて「食事処喜八」もリニューアルする。
また、中央館4、5階の8室を露天風呂付き客室としてリニューアルする。同館は、北アルプスの雄大な眺めが大きな売りの一つだが、今回の改装で、「その眺望や松本の街並みを見下ろす雄大なロケーションを、さらに楽しんでもらえるようになる」としている。
エントランスには、シックで松本らしい黒塀を備え、和の風情を演出した。