帝国データバンクによると、今年8月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は8件、負債総額は25億8500万円だった。件数は前月比、前年同月比とも増加。負債総額は前年同月比で減少した。
件数は前月比3件、前年同月比4件それぞれ増加(60・0%増、100・0%増)。6月(9件)に次いで今年2番目に多い数字だった。ただ、8カ月連続で1ケタ台にとどまった。
負債総額は前月比9億6700万円増加(59・8%増)。前年同月比23億6500万円減少(47・8%減)した。7月、6月に次ぐ今年3番目に少ない数字で、17カ月連続で100億円の大台を下回った。
1月からの累計は、件数が前年同期比5件増(10・4%増)の53件。負債総額が同34億9500万円減(10・9%減)の284億3400万円。