
ホテルメトロポリタン・田桑良賢氏の優勝作品
JRホテルグループ(里見雅行会長)は8月24日、「第19回JRホテルグループ料理コンテスト」を実施した。同ホテルグループの料理人21人が料理の腕を競った。ホテルメトロポリタンの田桑良賢氏が「エピス香る丹波鹿ロースのロティ グランヴヌール風」で優勝した。後藤学園武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)で競技会、ホテルメトロポリタン(同)で表彰式を行った。
21人の審査員と競技者ら
指定された主材料「丹波鹿 ロース肉」を使って、21人の競技者が2時間の制限時間でオリジナル西洋料理(温製)を製作。7人の審査員が試食審査で「味」「独創性・アイデア」「盛り付け」「素材の活かし方」「料理の完成度」を、8人の審査員が技術審査で「調理技術」「作業の進め方」「経済効率」「盛り付け」「衛生知識(制服、手洗い、爪・髪、材料洗い、まな板洗い)」を点数化し、順位を決めた。
優勝した田桑氏は「多くの方々に支えられ、応援していただきながら努力してきた結果をこのように評価していただき大変うれしい。今後はこの賞に恥じないよう、さらにおいしい料理を作れるよう、そして日本ホテル(ホテルメトロポリタンの経営会社)に貢献できるように頑張ってまいります」と喜びを語った。
ホテルメトロポリタン・田桑良賢氏の優勝作品
JRホテルグループの里見会長は、「このコンテストに向けた皆さんの努力は貴重な経験、糧となったと思う。JRホテルグループのホテルはどこに行っても本当においしい料理が楽しめるねとお客さまに言っていただけるように、これからも切磋琢磨して全体のレベルアップを続けていただきたい」と競技参加者を労った。
各賞の受賞者名(敬称略)と所属ホテル名は以下の通り。
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