![フェアトンのマネージャー会議時に紹介されたストレッチングメニュー](https://i0.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/10-128.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
フェアトンのマネージャー会議時に紹介されたストレッチングメニュー
ラグジュアリーホテルなどのホテル清掃業務を行うフェアトン(東京都文京区、富田秋雄社長)は、日本ストレッチング協会の監修のもとホテルで働くハウスキーパーのためのストレッチングメニューを開発した。ストレッチングメニューは、マニュアルポスターとして、また、ハウスキーパー各人が持てるジャバラ式手帳として販売する(ポスターと手帳の販売代理はドラフトツリー)。
全国で2300人以上のハウスキーパーを抱える同社では、作業中や作業終了後に腰、肩、膝、首、手首などの不調を訴えるスタッフが多い。どのようにしたらスタッフの体の負担を軽減し、疲労感を残さずに円滑に作業をできるかを研究してきた。
不調を訴えるスタッフに調査を重ねた結果、作業前に軽いストレッチングを行い、筋肉をほぐすことで作業中の体の負担が軽減される、と考えた同社では、日本ストレッチング協会に協力を依頼。ハウスキーピングの全作業工程をチェックし、ハウスキーパーの筋肉の動きを科学的に分析・検証したうえで、マニュアルを完成させた。
マニュアルのラインアップは(1)作業前のストレッチング毎日のレギュラーメニュー(2)作業前のストレッチング毎日にプラス曜日別メニュー(3)家庭で行うストレッチング──の3種類。ジャバラ式手帳の表紙はオプションで、オリジナルデザイン・イラストに変更可能だ。
ストレッチングメニューを取り入れたフェアトンでは、「作業中と作業終了後に腰、肩、膝、首、手首などの不調を訴えるスタッフが激減した。同時にスタッフの勤労意欲と集中力が高まり、作業中のミスも減っている」と話す。
この件についての問い合わせ先は、ドラフトツリー(東京都新宿区矢来町110久米ビル3階、TEL03・5261・1781)。
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