ヒルトンは18日、中国本土の全ホテルで営業を再開したと発表した。
ヒルトン アジア太平洋地域(所在地:シンガポール、アジア太平洋地域社長:アラン・ワッツ)は、中国本土の全ホテルの営業を再開したことを本日18日に発表しました。また、ヒルトンは先日、今後の世界でのビジネス回復を見据え、お客様およびチームメンバー(従業員)の安全と健康を守る新たな衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ」プログラム導入を発表しています。
ヒルトン 取締役社長 兼 CEO(最高経営責任者)のクリス・ナセッタは、以下のように述べています。
「ヒルトンでは、これまでと同様に、お客様とチームメンバーの健康と安全を最重視しています。中国本土の全ホテルでの営業再開により、今後の世界におけるビジネス回復に向けての第一歩を踏み出しました。私たちは、ヒルトンファミリーを支援するために最善を尽くすと同時に、チームメンバーが地域社会およびお互いを支援するためにチーム一丸となって行動を起こしていることを大変誇りに思います。私たちは、明るい未来が必ず来ることを確信しており、中国そして世界各地でお客様をお迎えし、『ヒルトンのおもてなし』を再び提供できることを切に願っております」
また、ヒルトン アジア太平洋地域社長 アラン・ワッツは、以下のように述べています。
「ここ数か月大変厳しい状況が続きましたが、中国本土の全ホテルでの営業再開は、ビジネス回復に向けての重要なマイルストーンであり、本日の発表に至ったことは大変嬉しく思います。中国では、国内旅行需要は徐々に回復傾向にあり、アジア太平洋地域でも規制緩和が開始されたことから、回復の兆しが見えてきました。また、RB 社、メイヨー・クリニックの協力のもと、『ヒルトン・クリーンステイ』プログラムを導入し、業界をリードする新たな衛生・消毒基準をもって、お客様に安心してホテルをご利用いただける日が来ることを楽しみにしています」
ヒルトンは、アジア太平洋地域において最も早い成長を遂げるホスピタリティ企業のひとつであり、中華圏では現在255軒のホテルを展開。建設中のホテルの客室数のうち、約3分の1がヒルトングループのホテルであり、500軒以上の開業を予定しています。
ヒルトンは、今後のビジネス回復を見据え、ライゾール(Lysol)やデトール(Dettol)などの洗浄・消毒製品メーカーRB社と、全米屈指の医療機関であるメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)の協力のもと、「ヒルトン・クリーンステイ」プログラムの導入を決定しました。業界初となる「ヒルトン・クリーンステイ」は、すでにヒルトンで採用されている、高度な清掃手順による高水準のハウスキーピングと衛生管理を更に徹底させ、新たな衛生・消毒基準を世界各地のホテルで採用していきます。
「ヒルトン・クリーンステイ」は2020年6月より導入する予定であり、衛生管理を可視化させ、どのヒルトングループのホテルにおいても、お客様に安心してご滞在いただけるよう、衛生面に重点を置いてまいります。