旅行業界向けIT・AIサービスを展開するtripla(トリプラ)は1日、北海道函館市が運営する観光情報サイト「函館市公式観光情報 はこぶら」の多言語サイト「TRAVEL Hakodate」に多言語AIサービス「triplaチャットボット」を導入。外国人観光客の問い合わせに対しAIによる英語、中国繁体字・簡体字、韓国語対応の24時間自動回答を開始した。
TRAVEL Hakodateは、函館観光や、函館の街に関する情報をインターネットで発信する函館市公式観光情報多言語サイト。夜景、イルミネーション、すし、ご当地グルメ、おすすめコース、便利なサービス、ホテルなどの情報を提供している。
これまではメールや問い合わせフォーム経由での質問に年末年始を除く午前9時から午後7時までスタッフが個別に対応を行っていた。チャットボットの導入により問い合わせ対応の人員を最小限に削減できる。
交通手段や近隣施設、気候、イベントに関する問い合わせも多いため、triplaチャットボットでは、提携先の観光事業者のホームページへの誘導も行い、リアルタイムな回答を案内。また、チャットボットを開いた直後に「よくある質問」を数問表示し、旅行者をサポートする。