トリップアドバイザー「世界の人気観光スポット2018 日本のランドマーク編」は、1位伏見稲荷大社、2位金閣寺、3位原爆ドームなどとなった。
旅の泊まる・遊ぶ・食べるが見つかる世界最大の旅行サイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー、本社:マサチューセッツ州ニーダム、NASDAQ:TRIP、CEO:ステファン・カウファー、日本語サイト:www.tripadvisor.jp)は、トリップアドバイザー上に投稿された世界中の旅行者の口コミをもとに、最も高く評価された世界の「ランドマーク(歴史的建造物や遺跡などの観光名所)」をランキング化した「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2018 ランドマーク編」を発表しました。
本年で6回目となる当ランキングでは、世界中で文化・歴史的な背景を持つ759の名所が選ばれました。その中で世界の1位に選ばれたのは、昨年に引き続きカンボジアの『アンコールワット』。日本からは、京都府の『伏見稲荷大社』が4年連続で日本の1位に輝き、世界で24位、アジアでは5位にランクインしました。ランキングに初登場したのは全部で7か所あり、世界ランキングでは『旧市街』(チェコ共和国)や『ロンドン塔』(イギリス)、アジアでは『グラッドワーラ バングラサヒブ』(インド)、『スーパーツリーグローブ』(シンガポール)などがあり、日本からは広島県の『厳島神社』が初登場しました。
【日本のランドマーク トップ10】 (※括弧内は前年度順位。「初」はランキング初登場)
1位 (1) 伏見稲荷大社/京都府
2位 (2) 金閣寺/京都府
3位 (6) 原爆ドーム/広島県
4位 (5) 浅草寺/東京都
5位 (8) 東大寺/奈良県
6位 (3) 清水寺/京都府
7位(10) 姫路城/兵庫県
8位 (4) 明治神宮/東京都
9位 (9) 東京都庁舎/東京都
10位「初」厳島神社/広島県
■ 『厳島神社』(広島県)が10位にランキング初登場
今年も、『伏見稲荷大社』や『金閣寺』が世界やアジアのランキングに登場し、引続き日本の観光スポットは世界で注目されています。そして、今年は『厳島神社』(広島県)が日本ランキングに初登場しました。1400年の歴史があり世界文化遺産でもある厳島神社には、2018年5月現在、トリップアドバイザー上に約2900件の口コミが投稿されています。日本語や英語、中国語のほか、ヘブライ語やギリシャ語といった20を超える様々な言語で投稿されており、世界中から多くの旅行者が訪れていることが伺えます。「さすが世界遺産」「View of the Torri gates is amazing (鳥居の眺めが素晴らしい)」「ONE OF THE REASONS I WENT TO JAPAN (日本を訪れたいと思った一つの理由)」といった景観などを高く評価している他、「Go early in the morning (早朝に行くのが良い)」などといったアドバイスも含めた投稿が寄せられています。
【世界ののランドマーク トップ25】 (※括弧内は前年度順位。「初」はランキング初登場)
1 (1) アンコールワット/カンボジア
2 (9) スペイン広場/スペイン
3 (2) シェイク・ザイード・グランドモスク/アラブ首長国連邦
4 (4) サン・ピエトロ大聖堂/バチカン市国
5 (3) コルドバのメスキータ (大聖堂とモスク)/スペイン
6 (5) タージ・マハル/インド
7 (10) 大聖堂(ドゥオーモ)/イタリア
8 (-) アルカトラズ島/アメリカ
9 (11) ゴールデンゲート・ブリッジ/アメリカ
10 (14) 国会議事堂/ハンガリー
※11位~25位は以下HPよりご覧ください
https://www.tripadvisor.jp/TravelersChoice-Landmarks-cTop-g1
【初登場したスポットをピックアップ】
■11位 旧市街(チェコ共和国) - 中世プラハの中心地として栄えた、市内でも有数の歴史ある街
中世の息づかいを今でも感じられる旧市街は、過去の大戦の被害も少なかったことから多くの建物が中世のまま保存されており、思わずその時代にタイムスリップしたように感じられるそうです。トリップアドバイザーに寄せられた口コミでも、「町全体が博物館みたい」「何処を歩いても絵になる、ヨーロッパを感じます。」など、その街並みの美しさを絶賛するものが多くみられます。また、「Great atmosphere and lively bars (素晴らしい雰囲気と賑やかなバー)」「Place très vivante (活気のある場所)」「プラハ観光で必ず何度も訪れますが、いつ行ってもにぎやかで混雑しています。 大道芸人も多数いて、屋台も多くとても楽しい雰囲気です。」といったように、レストランやカフェ、大道芸人などがより一層賑やかな雰囲気を盛り上げているようです。昼夜とも観光客で混雑しているようですが、朝は人通りも少なく建築物を眺めるには最適とのアドバイスも。旧市街は1992年に世界文化遺産に登録されています。
【アジアのランドマーク トップ25】 (※括弧内は前年度順位。「初」はランキング初登場)
1 (1) アンコールワット/カンボジア
2 (2) タージ・マハル/インド
3 (4) 涅槃寺(ワット・ポー)/タイ
4 (3) 慕田峪長城(万里の長城)/中国
5 (5) 伏見稲荷大社/日本
6 (7) シュエダゴン・パゴダ/ミャンマー
7 (6) ペトロナスツインタワー/ミャンマー
8 (8) クチトンネル(ベンユォック)/ベトナム
9 (12) アンベール城/インド
10 (-) 黄金寺院 (ハリマンディル・サーヒブ)/インド
※11位~25位は以下HPよりご覧ください
https://www.tripadvisor.jp/TravelersChoice-Landmarks-cTop-g2
【初登場したスポットをピックアップ】
■18位 スーパーツリーグローブ (シンガポール) – 恋人同士からファミリーまで幅広い人気の場所
アジアのランキングでは、インドとタイからのランクインが多くみられますが、今年はシンガポールからも3スポットがランクインしており、スーパーツリーグローブは初ランクインとなりました。
スーパーツリーグローブは、ベイ・サウス・ガーデンの中心部にあり、高さ25~50メートルもある、上部で枝を大きく広げている人工ツリーです。12本が密集して立っており、空中回廊のような散策路「OCBCスカイウェイ」を歩いて渡ることもできます。口コミでは、「昨年8月にはナイトショーを観に訪れました。今回は、前回とは異なる景観を観るために、昼間に訪問しました。 いつ観ても素晴らしいです。」「夜にスーパーツリーグローブがライトアップされ、光と音楽のショーが始まります。光の色がとても幻想的で、様々な色に変化して、とても楽しいです。」と、昼も夜も訪問しても楽しめるとの声が多くありました。無料で楽しめるのもポンイントのようです。
【調査方法】
「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2018 ランドマーク編」は、2017年1月~2017年12月の1年間にトリップアドバイザー上の観光スポット(歴史的建造物や遺跡などの観光名所)に投稿された世界中の旅行者の口コミを元に、評価点(5段階)の平均、投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計しています。