観光業界向け情報サイト運営のトラベルビジョン(東京都千代田区)は2日、14言語で日本の観光情報を国内外に発信するウェブサイト「ジャパン・ホッパーズ」(http://www.japanhoppers.jp/)を開設した。
対応言語は、日本語、英語、韓国語、中国語簡体字、中国語繁体字、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ロシア語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語。急増しているインバウンド旅行客や日本に興味を持つ海外の消費者に対して、日本の観光関連情報を発信する。
現在掲載しているコンテンツは、日本の気候と服装、交通、通信事情といった基本旅行情報や47都道府県の観光スポットなど約1500件で、順次各国言語に翻訳、掲載する。今後はショッピングや食などコンテンツ自体も拡充。15年末までに1言語あたり2500件、合計3万5千件のコンテンツを掲載する計画だ。
また、世界中のムスリムやLGBT(性的少数者)の人々を対象とした姉妹サイトを今夏までにそれぞれ開設。ジャパン・ホッパーズと掲載コンテンツを連携させることで、インバウンド旅行客とその予備軍に対して重層的にアプローチする。
各ウェブサイトには、PC、タブレット、スマートフォンなどの各種端末に合わせて、表示内容の配置を柔軟に変化させて対応するレスポンシブデザインを採用。利便性を高めた。