テーマパークの収入高、前年比1.4%の微増 黒字7割も減収多く

  • 2018年8月4日

 帝国データバンクによると、2017年の遊園地・テーマパーク(TP)経営企業の収入高合計は約8507億8500万円で、前年比1.4%増と微増だった。黒字企業が全体の7割超。ただ、収入高の少ない企業で減収が多く出ている。

 収入高のうち、TPや動物園、植物園、水族館経営による収入が最も大きい企業をTP経営企業とし、その165社を調べた。

 このうち増収企業は53社で、構成比32.1%。前年(60.0%)から27.9ポイントの大幅減となった。一方、減収企業は68社で、構成比41.2%、前年比20.6ポイント増。前年から一転し、減収企業数が増収企業数を上回った。横ばい企業は44社で、構成比26.7%、前年比7.3ポイント増。

 165社のうち、2期連続で損益が判明した106社を見ると、黒字企業は78社で、構成比73.6%。前年は86社で、構成比81.1%だった。2期連続の黒字は70社で、構成比66.0%。

 一方、赤字企業は28社で、構成比26.4%。前年の20社、構成比18.9%から増加した。2期連続の赤字は12社で、構成比11.3%。

 経営状況を収入高別に見ると、収入高50億円未満の146社で、増収が41社、構成比28.1%。減収が63社、構成比43.2%。減収企業数が増収企業数を上回っている。

 半面、収入高50億円以上の19社は、増収が12社、構成比63.2%。減収が5社、構成比26.3%。増収企業の方が多くなっている。
 10の地域別では、7地域が増収となった。伸び率のトップは東京の5.4%増。次いで、四国の3.9%増、関東(東京除く)の2.2%増など。減少は4.5%減の中部、2.3%減の九州・沖縄、2.1%減の東北。

 企業別収入高ランキングは、1位が東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(千葉県)、2位がユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するユー・エス・ジェイ(大阪府)。以下、3位東京ドーム(東京都)、4位バンダイナムコアミューズメント(東京都)、5位富士急行(山梨県)。ユー・エス・ジェイは決算期の変更で前年比を示していないが、ほかの4社は全て前年の収入高を上回った。

関連する記事

帝国データバンクによると、今年5月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は5件、負債総額は8億4千万円だった。件数、額とも今年2番目に低い数字だった。…

続きを読む

帝国データバンクはこのほど、全国企業対象の景気動向調査の5月分を公表した。同月の景気DI(0~100、50が判断の分かれ目)は前月比1.4ポイント減の45.4と、6カ月連…

続きを読む

日本商工会議所と東京商工会議所は6日、全国の中小企業を対象に実施した人手不足などへの対応に関する調査の2019年度の結果をまとめた。人手不足と回答した企業は約7割に上り、…

続きを読む

新聞ご購読のお申込み  ベストセレクション

メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第32回「にっぽんの温泉100選」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 1位草津、2位別府八湯、3位下呂

2018年度「5つ星の宿」発表!(2018年12月15日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第32回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2019年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「泉質」「見所・体験の充実」「郷土の食文化」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!

18年度「部門別・旅館ホテル100選」(2019年1月12日号発表)

  • 「料理」「サービス」「風呂」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On InstagramVisit Us On Youtube