世界最大級 旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2018」が20日に東京ビッグサイトで開幕する。ツーリズムEXPOジャパン推進室は7日、東京都内でプレスブリーフィングを開き、イベントの規模が前回よりも大きく拡大していることをアピールした。
ツーリズムEXPOジャパンは、日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が主催。今回は一般消費者向け「見つけよう。旅の『新しいカタチ』。」、業界関係者向け「創ろう。ツーリズムの『新しいカタチ』。」をテーマに23日までの4日間開催される。
業界関係者向けの商談会、展示会は、ブース内でのアポイントメント制で出展者のビジネス効果を追求する欧米型展示商談会に改め2日間実施。セラー・バイヤー数は前回の991社から1304社に増加。商談件数も6886件から7450件へと増え、「目標の7370件を大きく超えた」(同推進室)。今回はセラー対セラーの商談も行うことにしている。
展示会では、テーマに基づき「新しい旅の提案」を目指し、国内・訪日旅行に関してはその魅力をPRするため「テーマ別観光」「産業観光」「日本版DMO」にスポットを当てる。こうした取り組みもあって国内・訪日出展数は前回の397企業・団体から527企業・団体に増加した。
2回目となる「TEJ観光大臣会」にはアルバニア、ブータンなどの観光大臣ら、国連世界観光機関(UNWTO)、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)などの代表者が参加。日本からは田端浩観光庁長官、小池百合子東京都知事も登壇して、知見を共有する。