タビナカ社は21日、ハワイの旅行会社「HOP」を買収したと発表した。
HOPは1990年に設立された現地ツアー会社です。月間約3000人に利用され、特にハナウマ湾ツアーはトップクラスの催行実績数を持っています。25人乗り以上無制限のPUCライセンス(1653-C)を所有し旅行者を手広くサポートしてきた28年の伝統あるツアー会社です。
HOPではバーチャルガイドアプリを独自開発し、ガイド業務の最適化・生産性向上に力を入れています。今後はテクノロジーを活用したプロダクト開発を加速することでツアー業務に関わる煩雑な作業を減らし、旅行者体験の本質価値向上に努めてまいります。
<HOP代表取締役 河野 啓司からコメント>
今までハワイで20年以上現地ツアー会社を運営してきましたが、この旧態依然とした業界で、これからどうやって会社を成長させていくかを考えた上で選んだのがタビナカでした。彼らの強みであるマーケティング力や企画力とこの20年培って来た現地での信頼をかけ合わせて、変化の激しい旅行者ニーズに沿う最高の旅行体験を作っていければと考えています。
<タビナカ取締役COO 今野 珠優からコメント>
HOPは提携会社として2年に渡り旅行者の斡旋を行っていました。利用者からの評判が極めて高く、業務合理性と旅行者体験の本質的価値を考え抜いて運営されてきた会社と思います。28年の伝統と社員の皆さんの想いをのせ、ハワイ発で文字通り「地に足のついた」着地型観光テクノロジーの開発を進められることが楽しみです。
<株式会社タビナカについて>
「タビナカ(旅中)」における海外現地ツアーの商品製造、販売、サービス開発を行なっています。「地球はもっと楽しくなる」をビジョンに掲げ、世界7拠点(東京、バリ島、ハワイ、台北、セブ島、アメリカ、バンコク)に法人を持ちサービスを展開しています。