
JTB総合研究所は1月16日、「スマートフォンの利用と旅行消費に関する調査(2023)」の結果を発表した。スマホでの旅行関連商品の予約や購入は、調査を開始した2013年から増え続け、23年は前回調査の19年比で9.7ポイント増となる59.8%まで拡大した=図1。
調査はインターネットアンケートで23年11月2、3日に実施した。スマホで購入した旅行関連商品の内訳をみると、「宿泊施設」が引き続き伸び、他を引き離している=図2。「航空券」「イベントなどのチケット」「現地の鉄道やバスの切符」「国内空港までの電車やバスの切符」などのチケット類はいずれも上昇傾向で、「コロナ禍による入場制限や非接触型サービスなどが広がったことが影響している」と同社。
さまざまな分野で利用が進むAIサービス。旅行関連のAIサービスの利用は、19年は30.7%だったが、23年は43.2%にまで増加した。「通訳・翻訳サービス」や「カメラで写したものの検索サービス」などの利用が増えている。
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