スカイマークが攻めの姿勢を強めている。来年1月に羽田〜那覇線に深夜便を増便、2月には神戸〜福岡線を開設する。路線の廃止や減便に踏み切る日本航空とは対照的な動きに、「日航の縮小策に頭を痛める地方自治体も同社の動きに注目しているのでは」(業界関係者)という声も聞かれる。
羽田〜那覇線については、1月28日から「ニーズの高い木曜から土曜日の深夜時間帯に1往復する」。ダイヤは羽田発22時45分・那覇着1時40分、那覇発21時5分・羽田着23時20分。当面、2月28日まで運航する。
神戸〜福岡線は他の航空会社を含めて初めての開設であり、観光、ビジネス両面で新たな需要喚起を図る。
2月1日から1日2往復体制で運航。28日までのダイヤは神戸発が7時5分と15時、福岡発が8時45分と16時40分。大人普通運賃は片道9800円とした。
このほか、12月18日〜1月3日には羽田〜福岡・新千歳・神戸各線で臨時便を運航、年末年始の需要増に対応する。