シャープは2月18日、モバイルロボット「RoBoHoN(ロボホン)」の新モデルを発表し、同27日に発売した。
同社の長谷川祥典専務は「2016年に発売した第1世代のロボホンは、教育、観光、接客の分野で活躍している。第2世代モデルでは、法人向けにこの3分野をさらに拡大すると同時に一般ユーザー層も拡大したい」と会見で述べ、観光・接客分野に引き続き注力することを強調した。
ロボホンは、JTB、MKタクシー、変なホテル、京急電鉄、東広島市観光案内所などに多言語観光ガイドや接客・説明の用途で導入されている。
新モデルでは、シャープのIoT家電をロボホンを通じて声で遠隔操作できる機能や、ロボホンの視界に映る子どもの様子を親のスマートフォンに送信する見守り機能などを追加した。
第1世代モデルの累計販売台数は1万2千台。第2世代モデルは2020年末までに3万台の販売を目指す。
新モデルの発表会