コングレは、持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格「ISO20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)」認証を取得したと発表した。同社は2009年に「ISO14001(環境マネジメントシステム)」の認証を取得しており、「ISO14001とISO20121の両方の認証を取得した企業は日本初」と話している。
1月24日、国家規格協会BSIの日本法人、BSIグループジャパンの漆原将樹社長から認証書を授与された。
ISO20121は、イベント運営における環境影響の管理に加えて、その経済的・社会的影響についても管理することで、イベント産業の持続可能性をサポートするためのマネジメントシステム。MICEの場の創造を通じた社会課題解決の支援をより強く推進していくために取得した。
同社は「ISO14001と20121の統合マネジメントシステムの構築により、主力事業であるコンベンション、展示会・イベントの企画運営において、社員のサステナビリティへの取り組み姿勢をさらに高めることができた」としている。
コングレの武内紀子社長(右)とBSIグループジャパンの漆原社長