コロナ禍で日帰りの減少目立つ じゃらん「日帰り旅行に関する調査」


 リクルートのじゃらんリサーチセンターはこのほど、日帰り旅行に関する調査報告を公表した。直近1年間の日帰り旅行は、コロナ禍前と比べて、実施率、実施者の平均回数の両方で宿泊旅行より減少幅が大きかった。要因については、コロナ禍という旅行に出掛けにくい環境の中、旅行を取り止める人が多かったが、旅行好きな人は、日帰り旅行の回数を減らしながらも、宿泊旅行を優先して実施した様子がうかがえると指摘している。

 調査はインターネットリサーチで、対象は全国の20~69歳の3千人。調査時期は昨年9月。日帰り旅行の定義は、片道の移動距離が80キロ以上、または移動時間と滞在時間の合計が8時間以上。

 日帰り旅行の直近1年間の実施率(出掛けた人の割合)は24.4%で、コロナ前の59.2%から34.8ポイント減少。実施者の平均回数は3.03回でコロナ前の3.85回から0.82回減少した。一方の宿泊旅行は、実施率が30.2%でコロナ前比27.6ポイント減、実施者の平均回数が2.58回で同0.30回減となった。

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